水道専門用語収録リスト:継目板・面一

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継目板
水道施設や配管工事において使用される部材で配管の継ぎ目や接合部分を補強・固定するための板状の部品を指します。これは、水道管の接合や継ぎ目を強化しシーラントや金具と共に使用されることが一般的です。以下で、継目板について詳しく説明します。

機能と目的
a.配管の補強: 継目板は、配管の継ぎ目や接合部分を補強し強度を増す役割を果たします。
b.防漏効果: 配管の継ぎ目にシーラントを使って漏れを防ぐために継目板が用いられることがあります。
材料
a.金属継目板: 一般的には鉄、ステンレス鋼、アルミニウムなどの金属製の継目板が使用されます。これらの材料は耐久性が高く長期間使用されることができます。
b.プラスチック継目板: 軽量で取り扱いが容易なプラスチック製の継目板もあります。特定の用途に適したプラスチック材料が選ばれます。
形状と設計
a.継目板は、一般的には長方形や四角形の板状をしており配管の周囲に取り付けられます。
b.複数の穴や取り付けポイントが設けられており、配管をしっかりと固定・接続するためのビスやボルトが使用されます。
取り付け方法
・配管の接合部に継目板を取り付け適切なビスやボルトで固定します。これにより配管同士がしっかりと接合されます。
利用分野
a.水道施設: 主に水道管や給排水設備の配管接合部や継ぎ目で使用され強度や接合の安定性を高めます。
b.産業用配管: 工業施設やプラントの配管システムにおいても広く利用されます。

継目板は、配管の接合や継ぎ目を強化し安定した接合を確保するための重要な部材です。適切な材料や設計、取り付けが行われることで安全で効率的な配管システムを構築するのに貢献します。



面一(つらいち)
水道や建築工事などの分野で使用される言葉で互いに接する2つの部材の表面を同一平面に合わせる作業や技術を指します。これにより部材同士の接合や接触が適切に行われ安定性や耐久性が確保されます。
以下で、「面一」の意義や重要性について詳しく説明します。
目的と機能
a.平面合わせ: 部材同士が互いに接する面を同一平面に合わせることでしっかりと接合し安定した構造を形成します。
b.均一な接触: 面一を行うことで、部材同士の均一な接触を確保し荷重の分散や強度を向上させます。
作業手順
a.面一作業では、専用の工具や技術を使用して接する部材の表面を磨いたり削ったりして同一平面に合わせます。
b.平面合わせが適切に行われることで、パイプや配管、橋梁、建物の基礎などの構造物の安定性や信頼性が向上します。
重要性
a.安定した接合: 部材同士の面を同一平面に合わせることで接合部分が安定し強度が増します。
b.耐久性向上: 面一を適切に行うことで、構造物全体の耐久性が向上し長期間の安全な使用が可能となります。
利用分野
a.水道工事: 配管や水槽などの部材の接合部で面一が行われ適切な接合が実現されます。
b.建築工事: 建物の基礎や構造体、壁などの部材の接合においても面一が重要です。

「面一」は、安定した構造物を形成するために不可欠な作業であり様々な分野で重要な技術となっています。



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