水道専門用語収録リスト:面一

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面一(つらいち)
水道や建築工事などの分野で使用される言葉で互いに接する2つの部材の表面を同一平面に合わせる作業や技術を指します。これにより部材同士の接合や接触が適切に行われ安定性や耐久性が確保されます。
以下で、「面一」の意義や重要性について詳しく説明します。
目的と機能
a.平面合わせ: 部材同士が互いに接する面を同一平面に合わせることでしっかりと接合し安定した構造を形成します。
b.均一な接触: 面一を行うことで、部材同士の均一な接触を確保し荷重の分散や強度を向上させます。
作業手順
a.面一作業では、専用の工具や技術を使用して接する部材の表面を磨いたり削ったりして同一平面に合わせます。
b.平面合わせが適切に行われることで、パイプや配管、橋梁、建物の基礎などの構造物の安定性や信頼性が向上します。
重要性
a.安定した接合: 部材同士の面を同一平面に合わせることで接合部分が安定し強度が増します。
b.耐久性向上: 面一を適切に行うことで、構造物全体の耐久性が向上し長期間の安全な使用が可能となります。
利用分野
a.水道工事: 配管や水槽などの部材の接合部で面一が行われ適切な接合が実現されます。
b.建築工事: 建物の基礎や構造体、壁などの部材の接合においても面一が重要です。

「面一」は、安定した構造物を形成するために不可欠な作業であり様々な分野で重要な技術となっています。

水道修理における「面一」とわ
水道修理における「面一」とは、配管や継手、設備部品などの接合部分が段差なく滑らかに揃う状態を指し特にパッキンやシール材を用いる際に均等な圧力をかけて漏水を防ぐために重要であり、例えば蛇口の交換時にシートパッキンがしっかりと密着するように設置することで水漏れのリスクを低減できるほか、配管のフランジ接続ではガスケットが均一に密着しないと内部圧力による漏水が発生しやすいため施工時にはフランジ面を適切に調整し、適正なトルクで締め付けることが求められ、また、水道管の補修や埋設工事においても、コンクリートや舗装部分の仕上がりを周囲と「面一」にすることで見た目の美しさだけでなく安全性や耐久性の向上にも寄与し特に歩道や車道での修理後の舗装が周囲と段差なく仕上がっていないと転倒事故や車両の振動による二次的な損傷の原因となるため適切な仕上げが不可欠であり水道修理において「面一」の概念は、美観だけでなく耐久性や機能性を確保する上で極めて重要な要素となる。


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