水道専門用語収録リスト:みずみち・水通し

さいたま水道

収録用語一覧

みずみち
「みずみち」は、日本語で水道工事や土木工事の現場で使われる言葉でコンクリートの打設や埋め込みが行われた後に余剰の水分が他の材料との比重差によって上昇し通路状に形成される現象を指します。以下で、詳しく説明します。
概要
・みずみちは、主にコンクリートの打設後に余剰の水分やセメント?が地面や隣接する材料との比重差によって上昇する現象を指します。
・この現象によりコンクリートやセメントが地面と接する部分に通路状のくぼみや隙間ができることがあります。
発生原因
・コンクリートやセメントの打設時には、過剰な水分が含まれることがあります。これが地盤や隣接する材料との比重差によって上昇しみずみちを形成します。
影響
・みずみちが形成されると表面が平坦でなくなり美観や耐久性に影響を与える可能性があります。
・地面や舗装材料の下にみずみちができると地盤の強度や安定性に影響を与える可能性があります。
対策
・打設時のコンクリートの配合や施工条件を適切に設定することでみずみちを最小限に抑える努力が行われます。
・必要に応じて、みずみちを補修したり地盤を適切に調整したりする対策が取られます。

みずみちは、コンクリートやセメントの施工時に発生する現象であり適切な施工管理や対策によって最小限に抑えられるように努められます。



水通し
「水通し」は、日本語で水道工事や土木工事の文脈で使われる言葉で地盤や地下構造物において水が透過して流れることを指します。以下で水通しについて詳しく説明します。
概要
水通しは、地盤や地下構造物において水が透過して通ることを意味します。
これは、地下の地層や土壌の透水性が高いために水が地下に透過して流れる現象です。
地盤と透水性
・地盤の透水性は、土砂や岩石の構造や粒子の間隙、地層の透水性などに影響を受けます。
・透水性の高い地盤では、水が比較的容易に通過し水通しの現象が起こりやすくなります。
透水性の確認
水通しの度合いや透水性は、地盤調査や地質調査、試験掘削、透水試験などを通じて確認されます。
これらの情報は、工事計画や構造物の設計に重要な影響を与えます。
水通しの対策
地下構造物や基礎工事を行う際に水通しを考慮して適切な対策が必要です。
例えば、防水処理や透水防止シートの使用、適切な排水設備の設置などが水通しの対策として考えられます。
用途
水通しの概念は、建築物の基礎工事、トンネル建設、道路舗装、ダム建設、河川工事など土木工事のさまざまな分野で重要です。
また、水道工事においても、透水性の高い地盤や地層があることで水道管の敷設や水の流れが関連してきます。

水通しは、地盤の透水性や地下構造物の設計に関連する重要な要素であり工事や構造物の安定性や耐久性を確保するために適切な対策が取られます。



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