水道専門用語収録リスト:脱型・ダイス

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脱型
脱型(だつがた)は、コンクリート工事において、コンクリートが固まった後に型枠(もけい、英 formwork)を取り外す作業を指します。型枠は、コンクリートが硬化する際にその形を与えるために使われる枠組みでありコンクリートが硬化した後はこれを外して仕上げ作業を進めるために行います。
以下は、脱型の手順や重要性についての詳細です。

脱型の手順
・コンクリートの硬化; まず、コンクリートが十分に硬化するまで待ちます。これにより、型枠がコンクリートによく保持されるため、脱型時にコンクリートが崩れないようになります。
・型枠の解体; 硬化後、型枠のビスやアンカーを外し型枠をゆっくりと取り外していきます。この際、慎重に行いコンクリートにダメージを与えないよう注意が必要です。
重要性
・品質確保; 脱型を正しく行うことで、コンクリートの表面がきれいになり、建物や構造物の外観の美しさや品質が確保されます。
・効率的な工程; 型枠を早めに取り外すことで次の工程や施工が効率的に進むため、工期の短縮や生産性の向上に寄与します。

脱型は、コンクリート工事において重要な工程であり適切なタイミングと方法で行うことで、安全かつ美しく耐久性のあるコンクリート構造物を確保するのに役立ちます。



ダイス
「ダイス」は、パイプ加工時に使用される工具の一種で主にパイプのねじ切りや切断に利用されます。以下で、パイプ加工時に使用するダイスについて詳しく説明します。

パイプねじ切りダイス
パイプねじ切りダイスは、主に外側ねじを切るための工具です。ねじ切りダイスは、ねじ山の形状やサイズに合わせて選択されます。ダイスをパイプに取り付け適切な方向に回転させることで、パイプの外側にねじを切ることができます。
パイプ切断ダイス
パイプ切断ダイスは、パイプを所定の長さに切断するための工具です。パイプを切断する際、適切な位置に切断ダイスをあて手動または機械的に回転させてパイプを切断します。この方法でパイプを適切な長さに切断することができます。
ダイスの取り付け方法
ダイスは一般的にダイスホルダーと呼ばれる取り付け具に取り付けられます。ダイスホルダーは、ダイスを確実に保持しパイプへの正確なねじ切りや切断を可能にします。
電動ねじ切り機とダイス
大口径や大量のパイプのねじ切り作業では、電動ねじ切り機が使用されることがあります。これには、電動ねじ切り機専用のダイスが用意されており、効率的に作業を行うことができます。

パイプねじ切りダイスや切断ダイスの選択は、パイプの材質(鉄、ステンレス鋼、銅など)、サイズ、ねじの規格(JIS、NPTなど)によって異なります。また、安全に作業を行うためには、適切な保護具の着用や正しい作業手順の実施が重要です。



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